好みのうつわを探して、益子をぶらぶら散歩旅♪陶器市でない益子もいいですよ(栃木・益子町)
那須のジャム屋、NPantry(エヌパントリー)です。
陶器市や土祭(ひじさい)でないときの静かな益子もいいですよ。秋葉原からバスで2時間半。手仕事に触れたいときに訪れる、私の定番&行きたいスポットを紹介します。
もくじ
洗練された空間に並ぶうつわや道具、スターネット
のどかな里山にあるスタイリッシュな空間。独自の視点でセレクトした益子・笠間のうつわや暮らしの道具と天然の染料で染められた服や小物が並ぶストア。洗練と居心地のよさがいい感じにミックスしているカフェ。地産を含めオーガニックな食材が並ぶマーケットがあります。エントランスの大谷石の階段と、黒い扉の上に輝く一つ星が印象的です。
濱田庄司さん作陶の庭、益子参考館
益子といえば、濱田庄司さん。盟友、河井寛次郎はマルチクリエイターだと思いますが、濱田さんはアルチザン?「京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」濱田庄司さんが暮らした当時の面影を残した邸宅や蔵を使い、作陶の参考に集めた品々を公開しています。濱田さんが愛した数々の道具(英国で注文したイームズも)と、「自分の作品が負けたと感じたときの記念」として収集した品々を見ることができます。
気持ちがいい古家具に会える、仁平古家具店益子店
きれいに洗い丁寧に修理された、すぐにでも使える古いテーブルやチェストなど、味のある家具や雑貨が整然と並びます。会社や病院で使われていた棚や昭和の茶の間を感じさせるちゃぶ台も。
▶仁平古家具店
益子の土を生かした作家のうつわ、佳乃や
益子の注目作家を個展や企画展で紹介するギャラリー。日本家屋で見るうつわは、いつもよりよそ行きに見えます。
▶佳乃や
民藝の精神が生きる、民芸店ましこ
作家ものも、無名の陶工の品も。派手さはないけれど、自宅の居間や食堂で毎日使いたくなる益子のうつわが並びます。手ごろな価格が多いのもうれしい。濱田庄司さんと縁が深い店です。
▶民芸店ましこ
好きな作家に出会えるかも、もえぎ城内坂店
スキップフロアの店内に作家の個展を行う2つのギャラリーと、常設の売場があります。ギャラリーでは益子に限らず全国の作家を紹介しているので、知らなかった作家に出会うよい機会に。
▶もえぎ
日替わりカフェ&地域のコミュニティースペース、ヒジノワ
登録メンバーが日替わりでカフェを運営しています。不定休のためタイミングがあわず、残念ながらまだ利用したことはありません。(いつか利用してみたい)
▶ヒジノワ
仁平古家具店がセレクトするうつわや雑貨、Pejite
蔦が外壁を覆う穀物倉庫をリノベーションした開放的な空間と古家具。陶器や木のうつわやトレー、アパレルなど、クラフト&ユーズド感のある品々が並びます。
▶pejite
益子ぶらぶら散歩旅マップ
益子への行き方
詳しい行き方は、益子町観光協会のサイトをどうぞ。
- 直行バス(茨城交通・関東やきものライナー)で秋葉原から約2時間30分。2枚つづり回数券がお得です。
- 東北新幹線または在来線(JR宇都宮線/湘南新宿ライン)で宇都宮駅下車。バス(関東自動車)で約1時間。バスは1時間に1本です。
- 東北新幹線または在来線(JR宇都宮線/湘南新宿ライン)で小山駅下車。JR水戸線で下館駅まで行き、真岡鐡道に乗り換えます。真岡鐡道のSLは土日祝日の運行です。
JR水戸線・真岡鐡道ともに運行本数が少ないのでご注意ください。
在来線を使う場合は、休日おでかけパスがお得です。
益子陶器市
春(4月末から)と秋(11/3前後)に開催されます。
益子陶器市については益子観光協会のサイトをどうぞ。