雑草対策のクラピア、刈り込みなしで夏は越せなかった!
庭づくり1年目、那須のジャム屋、NPantry(エヌパントリー)です。
庭のグランドカバー(地表面保護)として春からクラピアを育てた印象と来季やることをまとめました。
もくじ
成長に適したよい環境だと上に伸び、悪い環境だと横に広がる
ランナー(匍匐茎/走出枝)を伸ばして広がっていくクラピアですが、よい環境(日あたりが良い、踏まれない)だと横ではなく上に伸び、真夏の高気温・高湿度で根本に近い茎がべたべたに溶けてしまいました。
ぼうぼうと伸びたクラピアの草むらはコオロギとカエルの住み家に。
8月上旬にバリカンで刈ったものの、その後成長して9月には元の状態に。一方、コンクリートの平板や敷石の上は、葉が細かくみっしりと密になり、上に伸びることなく、横へ横へと広がっていきました。
8月に刈り取った後、刈ってみたら根本まで茶色の状態
9月には元のもさもさの状態に
来季は上への成長を抑えるためにエアレーションしてみる
クラピアの育成環境を変えることはできないので、クラピアが冬眠から覚めて生え揃ってきたらエアレーション(土壌の穴あけ、根切り)をしようと考えています。
芝生の場合、土に穴をあけて通気性をよくする、水はけをよくする、古い根を切って新芽を出やすくするためにエアレーションを行いますが、クラピアも根切りで負荷をかけることで、上への成長を抑えることができるのではないかと考えています。
エアレーションの道具、ローンスパイク
足で踏んで、土に穴を開けます。
夏に1~2回程度の刈り込みは必須
今季は8月中旬(お盆休み)と9月下旬の2回、刈り込みを行いました。夏のはじめにエアレーションを行う予定とはいえ、伸び過ぎたところは刈り込みが必要です。
この夏は急な猛暑で庭仕事をする時間が限られてしまい、小石を拾わずクラピアを植えたエリアがあるため、地面から浮かして使えるバリカンを選択しました。
小回りがきく刈り込み道具、バリカン
購入したタイプはバッテリーが20分くらい持ちます。しゃがんで作業する場合、バッテリー切れの前に腰が痛くなるので、20分で十分です。
効率よく刈るには草刈り機が必要か?
立ったまま刈れるので、身体的には絶対に楽だと思いますが、充電式の草刈り機は値段がとっても高い。クラピア以外にも使わないと、もったいない値段です。
冬の間に色々と調べてみたいと思います。とはいえ、冬は園芸工具の実演会は少なくなるのがネックです。